液晶プロジェクターのリコールについて
315 | 平成29年3月22日 更新 |
このお知らせは1年以上前のものです
概要
以下の通りパナソニック株式会社より、液晶プロジェクターの
リコールについて同社より通知がありましたので、同製品について
ご利用中の方はご注意願います。
パナソニック株式会社は、2002年から2005年までに製造した松下電器産業株式会社(現パナソニック)製および三洋電機株式会社製の液晶プロジェクター・5機種について、事故防止のための市場対応(電源コードの交換)を行います。
当該製品において、電源コードのコネクタ内部の絶縁劣化により、発煙・発火に至る事故が発生しました。なお、人的被害には至っておりません。
弊社は今後の事故防止のためにリコール社告を行い、対象製品をご使用中のお客様には電源プラグをコンセントから抜いて、ご使用を中止していただくようお願いするとともに、無料で代替電源コードへの交換および当該電源コードの回収をさせていただきます。液晶プロジェクター本体には問題はありませんので、電源コード交換後、引き続きご使用ください。
お客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申しあげます。
1.対象機種および台数 (※品番は、製品正面に表示されています。)
製造会社
品番
製造期間
台数
松下電器産業 TH-AE200 2002/9〜2003/9 3,083
TH-AE300 2002/10〜2003/8 2,975
TH-AE500 2003/10〜2004/8 11,340
TH-AE700 2004/9〜2005/8 12,028
三洋電機 LP-Z3 2004/9〜2005/12 12,194
合計 41,620
※上記機種は、日本国内でのみ販売しております。
2.社告に至る経緯
(1)2012年7月23日に山口県において、液晶プロジェクター(LP-Z3:三洋電機製)の焼損の情報が入りました。消防の現場確認の結果、プロジェクターの電源コード接続ソケットに挿入されている電源コードのコネクタの樹脂部焼損が確認されました。
(2)弊社において、電源コードの焼損部分付近の確認を行った結果、樹脂材料に含まれる難燃剤の成分が導電性物質に変化し、滲みだしたことが判明しました。このため、この導電性物質による端子間の絶縁劣化により、樹脂が炭化することで、発火に至ったものと推定いたしました。
(3)事故原因を調査する中で、これまでの事故内容を精査しましたところ、松下電器産業製の液晶プロジェクター(TH-AE500)においても、2010年4月神奈川県で今回と同様の電源コードの焼損事故がありました。コネクタ部の焼損が著しいことから、当時は原因特定に至りませんでした。
(4)今回あらためて調査した結果、2件の焼損事故が同一ロットの樹脂材料を使った電源コードで発生していることが判明し、更に焼損状態が類似していることから、当該事故が同じ原因である可能性が高いと判断しました。弊社は今後の事故防止のため、リコール社告を実施する決断をいたしました。
3.事故の概要
No
本体品番
発生日
発生場所
被害状況
報告先
1 TH-AE500 2010年4月24日 神奈川県 当該製品が一部焼損し、周辺が汚損した。 消費者庁
A201000104
2 LP-Z3 2012年7月22日 山口県 当該製品の電源コードから出火し、当該製品が一部焼損し、周辺を汚損した。 消費者庁
A201200324
※いずれの事故も、人的被害には至っておりません。
4.原因
電源コードのコネクタ内部の樹脂材料に含まれる難燃剤の成分が、温度・湿度等の複合条件によっては、空気中の水分と反応して導電性物質が生成され、コネクタ内部の端子間の絶縁状態が劣化するものがあり、稀に樹脂が炭化することで、発火するものと判断いたしました。
導電性物質の発生は、電源コードメーカーに納入された樹脂のうち、特定の期間において、一部ロットで材料加工が不十分なものが含まれていたためと判明しました。
5.対象の特定
電源コードのコネクタ部分に当該ロットの樹脂を使用している機種は、松下電器産業製のTH-AE200、TH-AE300、TH-AE500、TH-AE700および三洋電機製のLP-Z3の計5機種であり、これらを対象といたします。
6.お客様への対応
対象製品をお持ちのお客様には、電源プラグをコンセントから抜いて、ご使用を中止していただき、以下のフリーダイヤル又はご購入店へご連絡をお願いします。
対象製品については、無料にて代替電源コードへの交換及び当該電源コードの回収をさせていただきます。
(1)
明日10月18日
新聞紙上にて『リコール社告』を行います。
(2) 本日10月17日 15時30分から、ホームページでもお知らせいたします。
http://panasonic.jp/support/info/ZA.html
(3) 本日10月17日 15時30分から、フリーダイヤルにてお問い合わせをお受けいたします。
フリーダイヤル 0120-878-560
受付時間 7:00〜23:00(11月18日まで毎日)
9:00〜21:00(11月19日以降、日・祝日を除く月〜土曜日)
ホームページでも受け付けいたします。
http://panasonic.jp/support/info/ZA.html
リコールについて同社より通知がありましたので、同製品について
ご利用中の方はご注意願います。
パナソニック株式会社は、2002年から2005年までに製造した松下電器産業株式会社(現パナソニック)製および三洋電機株式会社製の液晶プロジェクター・5機種について、事故防止のための市場対応(電源コードの交換)を行います。
当該製品において、電源コードのコネクタ内部の絶縁劣化により、発煙・発火に至る事故が発生しました。なお、人的被害には至っておりません。
弊社は今後の事故防止のためにリコール社告を行い、対象製品をご使用中のお客様には電源プラグをコンセントから抜いて、ご使用を中止していただくようお願いするとともに、無料で代替電源コードへの交換および当該電源コードの回収をさせていただきます。液晶プロジェクター本体には問題はありませんので、電源コード交換後、引き続きご使用ください。
お客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申しあげます。
1.対象機種および台数 (※品番は、製品正面に表示されています。)
製造会社
品番
製造期間
台数
松下電器産業 TH-AE200 2002/9〜2003/9 3,083
TH-AE300 2002/10〜2003/8 2,975
TH-AE500 2003/10〜2004/8 11,340
TH-AE700 2004/9〜2005/8 12,028
三洋電機 LP-Z3 2004/9〜2005/12 12,194
合計 41,620
※上記機種は、日本国内でのみ販売しております。
2.社告に至る経緯
(1)2012年7月23日に山口県において、液晶プロジェクター(LP-Z3:三洋電機製)の焼損の情報が入りました。消防の現場確認の結果、プロジェクターの電源コード接続ソケットに挿入されている電源コードのコネクタの樹脂部焼損が確認されました。
(2)弊社において、電源コードの焼損部分付近の確認を行った結果、樹脂材料に含まれる難燃剤の成分が導電性物質に変化し、滲みだしたことが判明しました。このため、この導電性物質による端子間の絶縁劣化により、樹脂が炭化することで、発火に至ったものと推定いたしました。
(3)事故原因を調査する中で、これまでの事故内容を精査しましたところ、松下電器産業製の液晶プロジェクター(TH-AE500)においても、2010年4月神奈川県で今回と同様の電源コードの焼損事故がありました。コネクタ部の焼損が著しいことから、当時は原因特定に至りませんでした。
(4)今回あらためて調査した結果、2件の焼損事故が同一ロットの樹脂材料を使った電源コードで発生していることが判明し、更に焼損状態が類似していることから、当該事故が同じ原因である可能性が高いと判断しました。弊社は今後の事故防止のため、リコール社告を実施する決断をいたしました。
3.事故の概要
No
本体品番
発生日
発生場所
被害状況
報告先
1 TH-AE500 2010年4月24日 神奈川県 当該製品が一部焼損し、周辺が汚損した。 消費者庁
A201000104
2 LP-Z3 2012年7月22日 山口県 当該製品の電源コードから出火し、当該製品が一部焼損し、周辺を汚損した。 消費者庁
A201200324
※いずれの事故も、人的被害には至っておりません。
4.原因
電源コードのコネクタ内部の樹脂材料に含まれる難燃剤の成分が、温度・湿度等の複合条件によっては、空気中の水分と反応して導電性物質が生成され、コネクタ内部の端子間の絶縁状態が劣化するものがあり、稀に樹脂が炭化することで、発火するものと判断いたしました。
導電性物質の発生は、電源コードメーカーに納入された樹脂のうち、特定の期間において、一部ロットで材料加工が不十分なものが含まれていたためと判明しました。
5.対象の特定
電源コードのコネクタ部分に当該ロットの樹脂を使用している機種は、松下電器産業製のTH-AE200、TH-AE300、TH-AE500、TH-AE700および三洋電機製のLP-Z3の計5機種であり、これらを対象といたします。
6.お客様への対応
対象製品をお持ちのお客様には、電源プラグをコンセントから抜いて、ご使用を中止していただき、以下のフリーダイヤル又はご購入店へご連絡をお願いします。
対象製品については、無料にて代替電源コードへの交換及び当該電源コードの回収をさせていただきます。
(1)
明日10月18日
新聞紙上にて『リコール社告』を行います。
(2) 本日10月17日 15時30分から、ホームページでもお知らせいたします。
http://panasonic.jp/support/info/ZA.html
(3) 本日10月17日 15時30分から、フリーダイヤルにてお問い合わせをお受けいたします。
フリーダイヤル 0120-878-560
受付時間 7:00〜23:00(11月18日まで毎日)
9:00〜21:00(11月19日以降、日・祝日を除く月〜土曜日)
ホームページでも受け付けいたします。
http://panasonic.jp/support/info/ZA.html