・現存する主なアーチ橋 ・アーチ橋梁・トンネル一覧 ・アーチ橋周辺の自然 ・アーチ橋を散策するときの注意
◆関連リンク ・ひがし大雪アーチ橋友の会 ・ひがし大雪自然ガイドセンター ・北海道自然歩道
市街地から糠平、十勝三股の山岳森林地帯を南北に貫く国道273号に並行して所々に見かける、かつての国鉄士幌線で使われたコンクリート造りのアーチ橋。まるで古代ローマ時代の水道橋を思わせる高架橋は、鉄道橋としての活躍の時代を終え、今は東大雪の開拓の歴史を伝える近代産業遺産として、その姿を見せています。 中でもタウシュベツ川に架かる通称めがね橋は糠平湖の水かさが増える6月頃から湖面に沈み始め、10月頃には湖底に沈みます。水かさが減る1月頃から凍結した湖面に再び姿を現すため、幻の橋といわれています。
大雪山国立公園の自然美と調和したデザインに歴史の重みも加わり、地域のランドマーク的存在になっています。国内外の建築家から熱い視線を集めている技術的な価値と、周囲の自然環境と調和した景観が高く評価され、北海道遺産にも指定されています。 静かな原始林の中、紺碧の湖面に映るアーチ橋の風景はもちろん観光でも注目されています。平成13年10月、北海道遺産に選定されました。
(1936年 10m×2+32m+10m/国指定登録有形文化財) 鉄筋コンクリートアーチ橋としては、北海道一の大きさを誇る32mの美しい橋です。桜と釣りの名所・泉翠峡という景勝地にかかり、元小屋ダムの静かな湖面に影を落としています。(国道の泉翠橋の西側)
(1936年 10m×5R) 音更川の断崖絶壁に沿った川を渡らない陸橋。とてもきれいな石積み護岸が続き、天然素材とコンクリートが自然と調和している美しい景観を見ることができます。(国道・鱒見トンネルの西側)
(1936年 10m×2+36mG+10m+2) 音更川に架かるところは36mの鉄の桁橋でしたが、今は撤去されています。残ったアーチの上には木が茂り、歳月を感じさせます。(国道・鱒見トンネルの北西側)
(1938年 10m×23m+10m×6R/国指定登録有形文化財) 国道272号線からよく見える大きなアーチ橋です。10mの無筋コンクリートアーチが連続し、音更川をまたぐところには23mのコンクリートアーチが造られています。(国道・滝ノ沢橋の東側。また、幌加駅から糠平方向に15〜20分ほど歩くと、永久凍土を貫く音更トンネルがあります)
(1938年 23m+10m×6R/国指定登録有形文化財) 国道から少し入ったところに架かる大きな橋。橋の下に降りることもでき、見上げる眺めは迫力があり、周囲の緑や険しい崖とのコントラスト、音更川の流れが心地いい。(幌加温泉の手前東に入る)
(1937年 10m×11R) ダムの水が少ない1月頃から凍結した湖面に姿を現し、水位が上昇する6月頃から沈み始め、10月頃には湖底に沈みます。このように、季節によってその姿が見え隠れするアーチ橋はここだけです。幻の橋といわれる所以です。(国道・丸山橋北側より林道を入る)
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アーチ橋の周辺では、シーズンになるとミズバショウやルピナスの群生が見られます。橋を見るだけではなく、辺りをゆっくりと散策してみるのも楽しいです。
また、ウサギやキタキツネ、シカなど、野生の動物たちが姿を見せることもあります。 クマも現れることがあるので、注意が必要です。
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