「ぬかびら」とはアイヌ語で「人の形をした岩」という意味です。
人造のダム湖とは思えないほど、東大雪の自然と美しく調和した糠平湖。
その自然を大切にしながら栄える、豊富な湯量のぬかびら源泉郷。源泉掛け流しの温泉を楽しめる温泉地として、温泉好きの方々から高く評価されています。
キャンプ場やスキー場、旧国鉄士幌線の歴史を伝える資料館など、多くの観光スポットもあり、家族で訪れても十分楽しめる場所です。
うっそうとした原始林に囲まれた糠平湖は、近年アウトドアスポットとして脚光を浴びています。
初夏から秋にかけては湖畔のキャンプ場には観光客が訪れ、カヌーやサイクリング、登山、森林浴を楽しみます。 にじます、やまべ、コイなどを釣ることもでき、自然の中での遊びを満喫できます。
秋は、湖面に映る山々の美しい紅葉が見ものです。
また、冬にはわかさぎを目当てにやってくる釣り客も多く、厚い氷の張った湖上で一日に200~300匹も釣り上げる人もいます。
四季を通じて楽しめる糠平湖へ、どうぞお越しください。
大正8年、湯元館の初代経営者・島隆美さんが大雪山の原生林の中に温泉を発見しました。その後、道路が整備され、昭和9年には15件の宿が軒を並べる湯治場として賑わいを見せたのです。
まだダムも鉄道(旧国鉄士幌線)もスキー場もない時代から、ぬかびら源泉郷は道東屈指の温泉場として栄え、現在の温泉街を形成してきました。
そして21世紀を迎えた今、ぬかびら源泉郷旅館組合では温泉街を森に復元しようという運動を柱とし、新しい時代の「癒しの温泉地づくり」を進めています。
ぬかびら源泉郷旅館組合