おすすめの一冊(広報かみしほろNo658
令和5年1月25日(水)|2906 view |
概要

瀧 靖之/著
脳を三次元で映し出すMRI画像の16万を超える莫大なデータ解析を長年続けてきた著者は、認知症をはじめとした、様々な病気や生活習慣と脳との関係を明らかにしてきました。
そして近年、人間の脳が「賢さ」をどのように築きあげ、維持するのかが少しずつ明らかになりつつあり、その中で導き出したのが、「図鑑」を使っての育脳方法です。図鑑は脳の機能を高めてくれるツールに最適だと位置付け、選び方や使い方を詳しく解説しています。
まず、図鑑はリビングに置くのがいいそうです。それはどんなものに興味を持っているのかを知るためと、直ぐに手に取るためです。そして脳には分野によって、その能力を高めるのに適した時期があり、0歳から各年齢にあった図鑑の紹介と、子どもとのかかわり方を丁寧に紹介しています。更に子どもだけではなく、80歳を過ぎても私たちの脳は「知識」により成長することもわかってきたそうです。
この本から図鑑を通して、お子さんやお孫さんと一緒に好きなモノやコトを見つけてみてはいかがでしょうか。
おすすめの一冊
広報かみしほろの「としょかんだより」で毎月1冊紹介している書評コーナーです。
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