スズメバチの対策について

概要

 夏から秋にかけて、スズメバチは新しい巣作りや子育てのため、活動が活発になります。特に巣に近づくものに過敏に反応するので、野外での活動時には注意が必要になります。
 スズメバチの巣を見つけても、むやみに近づいたり、棒でつついたりなど、刺激を与えるような行動をしないようにしましょう。
 特に、スズメバチとアシナガバチは毒性が強いため、以前に刺されたことのある場合には、ハチ毒アレルギーによるじんましん、呼吸困難、血圧低下などのショック症状をおこし命にかかわることがあります。
 上士幌町では、民家や物置に蜂の巣が作られた場合に蜂の巣駆除を実施しております。蜂の巣を発見し駆除を希望される方は、町民課生活環境担当(℡:2-4294)まで連絡をお願いします。


駆除の対応について

① 民家や車庫・物置などの“一般の方の施設”が対象となります。
 屋根裏、壁の間、高所(概ね地上から3メートル以上)に営巣されたものは、対応できませんので、専門業者へ依頼し駆除して頂きますようお願いします。
② “法人や事業所関係の施設”は駆除の対象となりません
 各事業所様で駆除をするか、専門業者へ依頼し駆除して頂きますようお願いします。
※役場では駆除用の防護服の貸し出しを行っておりますので、希望される場合は町民課生活環境担当(℡:2-4294)まで連絡をお願いします。


ハチトラップについて

 スズメバチ駆除には、ハチトラップが効果的です。
 スズメバチは、5月から7月にかけて1匹の女王バチが巣を作り始めます。女王バチが巣作りを始めた頃にハチトラップを設置し、女王バチを捕獲すれば容器の外に出られなくなるため、営巣を未然に防ぐことが出来ます。


ハチトラップ作成の手引き

1 設置時期
 5月から7月頃が最適です。8月以降は働きバチがエサを集める時期になりますので、ハチを集める原因となり、かえって危険が伴うので控えましょう。
2 必要なもの
・空のペットボトル(1.5ℓまたは2ℓ)
・誘引液
① 日本酒又はワイン等のお酒 ⇒ 200㎖
② 酢            ⇒ 100㎖
③ ブドウジュース又は砂糖  ⇒ 100㎖又は砂糖100g
3 設置場所
 直射日光が当たらない日陰の場所、特に庭木などの樹木にヒモ(または針金)で吊り下げて設置するのがおすすめです。高さは1.5m~2m程度で、子どもやペットの手の届かない場所を選びましょう。
ハチトラップ1の画像
ハチトラップ2の画像


くわしい作り方

① ペットボトルに2センチ角の四角い穴を書く。
写真①の画像
② カッターナイフで穴をあける。
※切り込みの上部は外側に、下部は内側に折り込むようにしてください。
写真②の画像
写真②-2の画像
③ 誘引液の材料をペットボトルに注ぎ込み、よく混ぜ合わせて完成。
写真③の画像
写真③-2の画像
 完成後は、ペットボトルの口部分にひもや針金等をくくりつけ、庭木などの樹木に設置して下さい。


備考

  • 誘引液の作り方やハチトラップの設置方法にお困りの際は、町民課生活環境担当(℡:2-4294)へお問い合わせください。


お問い合わせ先
上士幌町字上士幌東3線238番地(上士幌町役場 1階1番窓口)
生活環境・交通安全担当
01564-2-4294 (平日8:30~17:15)