上士幌町における新型コロナワクチンの予防接種の実施に向けた準備状況についてお知らせします。
高齢者用のワクチンが全国の市町村に行き渡るのは4月26日の週になると公表されているため、接種開始は5月の連休明け以降になる見込みです。
国により接種の優先順位が示されており、次のような順番で接種します。
- 医療従事者(すでに管内の医療機関で始まっています)
- 65歳以上の高齢者(令和4年3月31日までに65歳到達の方を含む)
- 基礎疾患のある方※、高齢者施設等の従業者(入所者と同時に接種可能)
- 16歳以上の上記以外の方(16歳は、誕生日の前日から接種が可能です)
※
基礎疾患のある方(1)令和3年度中に65歳に達しない方のうち、以下の病気や状態の方で、通院・入院している方
- 慢性の呼吸器の病気
- 慢性の心臓病(高血圧も含む)
- 慢性の腎臓病
- 慢性の肝臓病(ただし、脂肪肝や慢性肝炎を除く)
- インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病、又は他の病気を併発している糖尿病
- 血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く)
- 免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む)
- ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている方
- 免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
- 神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
- 染色体異常
- 重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
- 睡眠時無呼吸症候群
(2)基準(BMI 30以上)を満たす肥満の方
ワクチン供給状況が不透明であることから、本町においては、高齢者の中でも町内介護保険施設入所者を最優先し、自宅で暮らす方は、より高齢の方(例えば80歳以上の方から優先等)から順次接種対象とすることを検討中です。
現在承認されているファイザー社のワクチンを使用します。
接種回数は2回です。1回目の接種後3週間あけて2回目の接種を行います。
2回の接種によって、95%の有効性があると報告されています。
国により公費負担されるため、無料です。
【新型コロナワクチンの予防接種を受けられる場所 ≪完全予約制≫ 】
接種会場
| 実施医療機関
| 接種方式
| 実施曜日・受付時間(予定)
|
山村開発センター
| 上士幌クリニック
| 集団接種
| 火・金 17:00~19:00 40名 水 13:30~18:30 100名 土 10:00~18:30 140名
|
はげあん診療所
| はげあん診療所
| 個別接種
| 月・木 9:30~15:30 40名
|
≪予約手続きの方法≫ 予約開始は、対象者のお手元にクーポン券(接種券)が届いてからになります。
新型コロナワクチン接種コールセンター(

01564-7-7933)
に電話でご予約下さい。
予約開始直後の混み合う期間は、ふれあいプラザ内に予約受付デスクを設置します。
ワクチンは一度に入荷されないため、入荷予定のワクチン量に合わせて順次予約の枠を増やしていきますので、すぐに予約が取れなくてもあわてないでください。
- 4月中旬以降(変更の可能性があります)に、対象の方へクーポン券が送付されます。
- クーポン券が届いたら、説明書をよく読んだ上で接種を希望する方はコールセンターに電話予約をします。
- 接種場所や接種日時が書かれた接種予約券と予診票がご自宅に届きます。
- 接種予約券にある指定の日時、場所に従って接種会場に行き、予防接種を受けます。
持ち物:クーポン券、接種予約券、予診票、保険証等、マスク
≪注意事項≫
新型コロナワクチン予防接種は、短期間に多くの方へ効率よく実施する必要があることから、原則、予約日や時間等に関するご要望にお応えすることはできませんので、ご了承ください。 今回承認されたファイザー社ワクチンの国内治験では、接種部位の痛みや37.5度以上の発熱、疲労・倦怠感などが認められています。また、ワクチンに含まれる成分に対するアレルギー反応であるアナフィラキシーも報告されていますが、ワクチンの接種後には必ず15~30分の経過を見て、万が一アナフィラキシーが起きても医療従事者が必要な対応を行います。ワクチン接種や副反応について専門的な質問や相談がしたい方は、下記の厚生労働省が設置するコールセンターにお問い合わせください。
厚生労働省 新型コロナワクチン コールセンター

0120-761-770 (フリーダイヤル)
受付時間 : 9時 ~ 21時 (土日・祝祭日も実施)