帯状疱疹ワクチンの接種費用助成について

アイコン308令和5年12月12日 更新
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概要

 町では、帯状疱疹の発症を予防するとともに、かかった時の重症化や後遺症を防ぐことを目的に、50歳以上の町民を対象に、帯状疱疹ワクチン接種費用の一部助成を行っています。
 この度、上士幌クリニック以外の病院で帯状疱疹ワクチンを接種した場合にも、接種費用の助成が受けられるようになりました。


≪帯状疱疹とは≫
 帯状疱疹は水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右のどちらかに帯状に広がる皮膚の疾患です。発症は50歳以上に多く、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。

 原因は、子どもの頃にかかった水痘(水ぼうそう)ウイルスです。このウイルスは一度かかると生涯にわたって潜伏感染しますが、加齢やストレスなどの免疫力低下によって、そのウイルスが再活性化して発症します。

 症状は痛みを伴うことが多く、3~4週間ほど続きます。また皮膚の症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛と呼ばれる長期にわたる痛みが続くことがあります。この症状には根本的な治療法がなく、何カ月、ときには何年も強い痛みが残ってしまうことがあります。50歳以上では、帯状疱疹を発症した約2割が、この帯状疱疹後神経痛に移行してしまうと言われています。


対象者

上士幌町に住民票があり、予防接種日当日に50歳以上の方


自己負担額と助成回数

 助成回数は、対象者1人に対し、生涯に帯状疱疹ワクチンは2回、水痘ワクチンは1回とします。接種の際は、いずれかのワクチンをお選びください。
帯状疱疹ワクチン自己負担・助成額
 ※1 医療機関によって接種料金は異なります
 ※1 生活保護世帯の方の接種料金は全額を助成します
 ※2 100円未満は切り捨てになります


接種・助成手続きの流れ

上士幌クリニックの場合

  1. 上士幌クリニック(アイコン01564-2-2111)に接種の予約をする
  2. 予約した日時に上士幌クリニックに行き、予診票を記入する
  3. 医師による予診後、予防接種を受ける
  4. 支払窓口で、自己負担額を払い、領収書と接種済証を受け取る

上士幌クリニック以外の病院の場合

  1. 帯状疱疹ワクチンの接種を受ける
  2. 支払窓口で接種料金を支払い、領収書、帯状疱疹ワクチンの接種を証明できるもの(接種済証、ワクチン名が明記された医療明細書など)を受け取る
  3. ふれあいプラザに、「領収証」、「帯状疱疹ワクチンの接種を証明できるもの」、「印鑑」、「振込先金融機関の口座番号がわかるもの」、生活保護の方は「生活保護の受給を証明できるもの」を持参し、を記入する


お問い合わせ先
健康増進センター(健康増進担当)
アイコン01564-2-4128 
平日8:30~17:15 ※事務所営業時間
上士幌町字上士幌東3線236番地