小学5年生 SDGs出前授業(R6年度)
小学5年生 年間30時間のSDGs授業実施
世界における現状や課題について理解を深め、SDGsを自分ごととして考え、行動できる環境をつくりあげるため、町民を対象としたSDGsの出前授業を実施しています。
中でも、上士幌小学校の小学5年生においては、2021(令和3)年度より「総合的な学習(探究)」の時間のうち30時間程度を利用して、SDGsの17のゴールを一つずつ学習していく、継続的な出前授業を実施しています。
世界や日本、そして上士幌町の現状や課題、そして取組内容を知り、では自分たちが何ができるのかを考え、アクションに移していく場としています。
座学だけではなく、外部講師による授業や、バイオガスプラントや自動運転バスの試乗など、現地見学も積極的に取り入れています。
<2024(令和6)年度>
昨年度までは、下半期の9月より出前授業を開始していましたが、本年度は「オリエンテーション」として、4月25日、5年生になったばかりの児童たちに授業を行いました。
4年生時に実施した、コンポストを利用した"給食残さ"の"たい肥化"と食物栽培について振り返りを行ったのち、世界や日本、上士幌町の現況やSDGsに資する取組などを学びました。
当日はテレビ取材も入りました。
7月4日、小学5年生の「キャリア学習」の一環として、役場のゼロカーボン推進課職員ほか、町内の各団体に所属するみなさんより、仕事内容や、仕事のやりがい・良かったことなどを児童へお伝えしました。
ゼロカーボン推進課からは、SDGsの普及推進に係る内容をお伝えし、児童からは様々な質問が活発に出ていました。
9月4日、小学5年生を対象としたSDGs出前授業が本格的に開始し、初回はSDGsの基礎を学びました。
これから学んでいく17のSDGsゴールのうち、今の時点で気になっているゴールをあげてもらいました。
9月6日、再生可能エネルギーを学ぶ授業の一環として、電源開発(J-POWER)のご協力のもと糠平ダムを見学、ダム堤体の内部へと潜入し、ダムの構造・発電方法について学びました。
9月18日、座学としてSDGsゴール1「貧困をなくそう」・SDGsゴール2「飢餓をゼロに」を学習しました。
10月2日、座学としてSDGsゴール4「質の高い教育をみんなに」・SDGsゴール10「人や国の不平等をなくそう」を学習しました。
10月17日、役場町民課職員が登壇し、「上士幌町のごみについて考える授業」を実施しました。
町のごみ処理の現状について講義を行ったのち、グループに分かれて「ごみを減量するためにできること」のアイデア出しを行いました。
また、この回は「まなびの森事業」の地域公開講座として、地域の方10名もSDGs授業に参加され、児童たちとともに学んでいただきました。
10月23日、座学としてSDGsゴール11「住み続けられるまちづくりを」・SDGsゴール12「つくる責任 つかう責任」を学習しました。
10月30日、JICAグローカルプログラム実習生の方 3名にご登壇いただき「平和」をテーマにした授業を実施していただきました。
争いが「ちがうもの」を理由に起こる場合があることに触れ、実習生の方々の派遣が予定されている3か国(サモア・ミクロネシア・コロンビア)と日本の「ちがうけど同じ」を見つけることを通じて、平和のために自分たちでできることを考えました。
11月13日、座学としてSDGsゴール3「すべての人に健康と福祉を」・SDGsゴール6「安全な水とトイレを世界中に」・SDGsゴール7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を学習しました。
11月20日、再生可能エネルギーを学ぶ授業の一環として、有限会社ドリームヒルのご協力のもと、バイオガスプラントと、その余剰ガスを活用して作物の栽培を行っているビニールハウスを見学しました。
11月27日、北海道コカ・コーラボトリング株式会社にご協力いただき、リサイクルの取組と「水」について学ぶ授業を実施しました。この回は「まなびの森事業」の地域公開講座として、地域の方11名が授業に参加され、児童たちとともに学んでいただきました。
本町では、北海道コカ・コーラボトリング株式会社と、「ペットボトルリサイクル」に関する協定を締結し、「ボトルtoボトル」の取組を進めています。本協定について詳しくは下記リンク先をご覧ください。
上士幌町とコカ・コーラが「ペットボトルリサイクル」に関する協定を締結しました
SDGsの推進
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